コスト管理

合理的に設計し、うまく建築費・工事費をコストダウンしています。

私たちは設計する際に、建主のご要望に沿った建築を、オリジナルコンセプトと独自技術でつくることを考えています。

建築費には様々な要素がありますが、中でも構造体・躯体のコストが最も高くかかります。

建築を構成する最も重要な要素であり、手間と材料がかかるからです。

建物や構造によりますが、概ね総建設費の1/3程度のコストが、構造体・躯体にかかります。

 

構造体・躯体を合理的に設計することが、コスト抑制の最優先課題です。

「建物の重量が大きいと、地震力が大きくなる」ことになります。

そのため、耐震性を高くするためには、建物を頑丈にすること、地震力を小さくすることが大事です。

それぞれの構造の特性をよく理解して、構造をスリムに設計ことが大事です。

 

建物の重量は非常に大きく、中でも構造邸・躯体の重量の比率が大きいです。

鉄筋コンクリート造は、「太い鉄筋+硬いコンクリート」で、非常に強いです。

非常に強いですが、鉄筋コンクリート造には、大きなデメリットがあり、「非常に重いこと」です。

非常に頑丈なのですが、「重いため、地震力が大きくなる」という点も大きなポイントです。

 

鉄筋コンクリート造には、大きなメリットがあります。

それは「燃えないこと」です。

火に燃えないので、非常に耐火性が高く、鉄筋コンクリート造自体が「耐火構造」となります。

対して、木造と鉄骨造は「鉄筋コンクリート造よりも、比較的軽い」ため、地震力が弱くなります。

木造・鉄骨造は、非常に合理的で、木造は「自然の木」を使用するため、「自然に優しい構造」です。

 

構造体としては非常に合理的な木造と鉄骨造は、非常に大きな弱点があります。

それは「燃えること」です。

 

建物のデザインや計画地の地盤等によって、「強い耐震性」は変わります。

それぞれの特性をよく考えた上で、建物に最もあった構造体を、シンプルにつくること。

これが、合理的な設計で、適切なコストダウンを図る大きなポイントです。

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