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希望の箱

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| DATA |

Type: 医療施設

Location: 東京都

Collaborators: 株式会社栄進建設

Principal Architects: 内野吉貴

Architects: 村木真奈

Size: 20m2

Status: Completed

 

| CONCEPT |

クリニックの増築計画です。

東日本大震災を受け、医師は増築計画に先立ち、非常時の為に発電機を設置することを決意しました。

 

敷地は駅前の商店街のため、軽油で発電する発電機の設置には様々な困難が予想されました。

所轄消防署の当初の見解は、「商店街に大量の軽油を持つ機器を設置することは前例がなく、許可できない」という立場でした。

 

法規制上の困難を前に、「地域の医療に貢献し、非常時には周辺の負傷者や患者の皆様の役に立ちたい」という医師の熱い思いと決意を前に、消防署との折衝を繰り返しました。

非常時の医療施設としての重要性を強く訴え、発電機の周囲をステンレスの箱で覆うことで、計画を進めることが出来ました。

 

医師の思いを具現化したこの小さな建築は、災害時などの非常時には大きな役割を果たすでしょう。

小さな箱は商店街の一角で希望の灯火のように佇んでいます。

 

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